PwCのレポートの続きです。
経済的ストレスは、単に金融資産の目減りや不足にとどまらず、心理的・肉体的に不健康な状況を生み出します。
・睡眠への悪影響を感じた人:56%
・精神的健全性(メンタルヘルス):55%
・自尊心:50%
・肉体的健康:44%
・家族との関係性:40%
経済的ストレスやお金の心配は、経済的な面だけでなく、様々なネガティブなインパクトに繋がるのです。
職場における金融教育は、単に従業員の資産形成の話ではなく、従業員の健康やQOL(クオリティオブライフ:生活の質)の上昇に直結する非常に重要なテーマなのです。
そして、大半の従業員は、ライフイベントや何かの決断の際に、個人的な経済的なサポートやガイダンスを求めています。
従業員とそのご家族のために、会社が経済的ストレスを緩和する環境を整備することは、経営者の社会的な責任です。
まだまだ日本の企業経営者は、金融教育やDCなどの環境整備をコストとして捉えている方が圧的多数です。
金融教育経営を広げて、金融教育ホワイト企業を増やしましょう!