PwCのレポートの続きです。
アメリカはインフレが日本より進行してます。
その結果、従業員の悩みのトップがインフレによる生活費の向上を挙げています。
その比率はインフレの上昇に伴い、年々上がっています。
生活費の高騰に、給与が追いついてないと報告するフルタイムワーカーの数が年々上がり、2023年には59%にまで到達しました。
今、カナダの平均時給が4000円、アメリカの平均時給は5000円です。
それでも、生活費の高騰で苦しい社会を想像してみてください。
昨年末にハワイに行った際に、ハワイの最低賃金の伸びを調べました。
・2022年:時給10.10ドル 1515円
・2024年1月1日より時給14ドル 2100円
・2026年1月1日より時給16ドル 2400円
・2028年1月1日より時給18ドル 2700円
たった6年間で1200円・約1.8倍も最低時給が上がってます。
それに物価上昇が追いついてないのです。
日本はまだインフレは欧米に比べてペースが遅いですが、今後更なるインフレになった際に、従業員の経済的なストレスはさらに大きな問題になるのは間違いありません。
そのために、先回りして従業員の経済的ストレスを和らげる金融教育や、企業型DCなどの環境整備を整える重要性を伝えましょう!